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元気にしてたかい、ととみちゃん!
久しぶりに鳥羽に海鮮料理を食べに行きました。鳥羽漁協直営店の四季の海鮮 魚々味 (ととみ)です。
彼女の名前は『とと美』。27歳。はっきり言って美人です。人からは、いつも変わらないねと言われます。仕事は鳥羽漁協所属の海女さんです。特技は長い時間息を止めている事。というか、息をしていない様に見えます。それと仕事柄が寒さにはめっぽう強いです。真冬でもビーチサンダル🩴です。ファッションは白を基調としたジャパン和風テイストのセミロングのホワイトコットン仕立ての磯シャツです。頭には同じく白いバンダナを粋に被り、その上にアクセントも兼ねてスイムマスクをコーディネートします。腰には杉で編んだポシェットを肩から斜めがけするのがお気に入りです。そして久しぶりにとと美に逢いに行きます。嫁さんは私と『とと美』が特別な関係である事をよく知っています。初めはこんな関係に耐える事ができるか不安しかなかったみたいですが、お互いの幸せの事を考えた結果、共に生きて行くことを決意しました。
家を出る前に実家と娘用に『ちらし鮨』を3つテイクアウトできるように電話📞しておきました。鳥羽に向かう車中では『ととみ』の話題で盛り上がりました。鳥羽商船高等専門学校が近づき店に着きました。am11:15駐車場に到着。とと美ちゃんは、店の前で待っていてくれます。彼女のお気に入りの白コーデファッションです。もちろん、肩からは杉で作ったポシェット。久しぶりのだったので緊張していたのか、それとも別れたあの日、別れが辛すぎたのか一ミリもその場から動けずにいたのか一点を見つめたまま氷の魔法をかけられた様にじっとしていました。「とと美!待ってくれてたのか。あの日からずっと。」「・・・・・」相変わらず口数の少ない女です。店の前で待ってもらい私達は店内へ。
鳥羽一郎の演歌が流れる『ザ・昭和』の店内は換気が十分すぎるほど肌寒かったです。注文は今が旬の『答志島トロさわら定食』。そしてメニューを見てると『鳥羽の地魚ちらし鮨 漁協直営ならではの新鮮な地魚が5〜7種類入っています。』持ち帰りに3つ頼んでおいたものです。ふと嫁さんと目が合いました。2人の間に言葉は入りませんでした。黙ってうなづく2人。「すみませーん。ちらし鮨テイクアウトあと二つ追加できますか?」「少しお待ち下さい。」お姉さんは厨房へ。返事を待つ僅かな時間は、クイズミリオネアでみのもんたに「ファイナルアンサー?」とじらされて回答者の気持ちです。「大丈夫でした。」拳を握りしめてガッツポーズ‼️答志島トロさわらの炙り棒寿司も頼みました。『トロさわら定食」登場。一本釣り答志島トロさわらは、鳥羽のブランド商品になっています。もちろん、むっちゃ美味しかったです。わざわざここまで来る価値は十分あると思います。至福の時間を過ごし今夜のお楽しみのお土産を両手に店を出ます。とと美は、一途な女性です。私達が食べ終わるまでじっと待っているくれました。今日こそ一緒に鈴鹿に来ないかと言うのですが、膝が凍りついてしまったのか曲げる事が出来ず車🚗には乗れないので、ここにしばらく残ると。「また、今度な。」とつらい別れの言葉を告げました。彼女の目は涙をこらえるのが精一杯でした。とと美を残し鈴鹿へ車🚗を走らせました。バックミラーに映る彼女の姿はだんだんと小さくなっていきました。見送る彼女は微動だにしませんでした。
夕食の時間です。食卓には『ちらし鮨』。のせられている地魚は肉厚で脂が乗っていて、またまたむっちゃ美味しかったです。そして鳥羽に残してきた彼女『とと美』の話に花が咲きました。
カテゴリ:未分類 2022年1月30日