院長日記｜鈴鹿市で歯科をお探しの方はさかえ歯科医院まで

この頃になると思い出す事があります。歯科医師国家試験が終わり解放感に満たされ、かつ、未来への期待を心いっぱいに感じた事を思い出します。今日、小さい頃から通院してくれている子が薬剤師国家試験を終え、定期検診にみえました。彼が診療台に付くとすぐに駆け寄り「どうだった？出来た？」と尋ねると「自己採点では大丈夫だと思う。」と言ってくれました。ホッとしました。そして「名前書いた？」とツッコミました。「ハイッ！」と笑顔で返事してくれました。私も、国家試験が終わり合格発表の後に、子供の頃からお世話になっていた近所の内科の先生に結果報告に行った時に、手を握って「よかったなぁ！医者って、いい仕事だよ。仲間入りやなぁ。」と、「ありがとうございます。でも先生、歯医者やで。」と言うと、「人の健康、命を守る仕事にかわりないよ。」と言ってくれた事を昨日の事の様に覚えてます。そして、当地で開院した時には義歯を作りに来て頂きました。世話になった先生に義歯をつくる事で、恩返しでした。その内科の先生は診察する時によく話しをしてくれました。風邪🤧などで診てもらう時、今では考えられませんが、先生お気に入りのタバコ🚬『ピース』に火をつけ、燻らしながら、いろんな話をしてくれました。私が大学受験の時には歯科医師になろうと思ってると言うと、「歯医者。あんなん、下駄の鼻緒つぎと一緒やで。医者になれよ。」と言われました。でも、歯科大学に合格した時に、「先生、大学合格しました。」と報告に行った時には、お気に入りのピースに火をつけ、ゆっくり大きく吸い込んで、スーッと吐いて嬉しそうに「頑張ったな。」と言ってくれました。「立派な、鼻緒つぎになります。」と言うと、先生は「何？」受験前に言た事を完全に忘れていた様でした。でも合格を自分の子供の事の様に喜んでくれました。

歯科医師になってから34年、同じように薬剤師という医療に携わる仕事に就く青年は、あの頃の私の様で、私は禁煙🚭して10年なのでピースは吸いませんがあの頃の内科の先生の様です。そう思うと、あの頃、親しみやすい、親身になってくれる内科の先生に理想像を描いていたのかもしれません。今の自分は、少しは近づけたのかなと思います。

今春、国家試験を受けられた皆さん、合格される事を祈願しております。そして、今は新しい未来への飛翔の為の充電期間です。おもいっきり、悔いを残さない様に青春を謳歌して下さいネ。

新 歯科衛生士さんへ、

さかえ歯科医院は、歯科衛生士さんを募集しております。楽しい、スタッフみんな仲良し、笑いの絶えない明るい診療所です。患者さんは、こう言ってくれます。「歯医者さんらしくない、歯医者さんだね。」

だって。衛生士さん よろしくお願いします。あなたの力を さかえ歯科で発揮してください。スタッフ一同 待ってます。

カテゴリ：未分類　2018年3月10日